2022年09月05日
安威川ダム「試験湛水」を開始しました。
平成26年に着手したダム建設工事は、令和4年1月の堤体盛立完了後、1月に非常用洪水吐き、8月に基礎処理工※が完了し、令和4年9月5日に仮排水路トンネルをゲートで閉じ、試験湛水を開始しました。今後、最高水位(サーチャージ水位)まで貯水位を上昇させた後、最低水位まで降下させ試験湛水を完了させます。
※岩盤内の亀裂を通ってダム湖の水が下流に流出することを防ぐため、亀裂にセメントミルク(セメント+水)を注入するもの。
試験湛水とは
治水計画上の最高水位(サーチャージ水位)まで水を溜め、その後、普段の水位(常時満水位~最低水位)まで下降させ、堤体や貯水池周辺斜面の健全性を確認する試験です。
仮排水路トンネル 閉塞
令和4年9月5日午前10時10分に、仮排水路トンネルをゲートで閉じ、試験湛水が始まりました。
常用洪水吐き 閉塞
令和4年10月15日午後2時10分には、常用洪水吐きもゲートで閉じ、サーチャージ水位まで貯水位を上昇させます。このゲートは普段の水位に下降するまでは閉じたままです。
大阪府HP (osaka.lg.jp) /試験湛水を開始しました。
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