2014年01月30日
安威川ダム現地見学会
平成26年1月30日(木)に、安威川ダムファンづくり会の「安威川ダム現地見学会」が開催されました。茨木市内外の各専門分野の方々12名が参加されました。
「安威川ダムファンづくり会」は、ダムやその周辺環境の保全・活用などについて、魅力を感じて集まってこられる方々が「ファン」となって、ダム完成後に、よりよい環境を創出していくことや、地域の魅力づくりに参加していただくことを目的としています。今回の「安威川ダム現地見学会」は、ファンづくり会関係者の交流と現時点でのダムに対する印象や想いなどを話し合っていただくことを目的に行われました。
第一部は安威川ダム建設事務所で行われ、自己紹介からはじまり、事務局から安威川周辺の環境についての説明がなされた後、安威川ダムの「保全と活用にむけたプラットフォームづくり」に関する説明がはじまりました。
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安威川ダムの「保全と活用」に向けたプラットフォームづくりについてのお話の中では、「ダム周辺と市街地との連携」「継続的な運営のしくみづくり」「活用と保全の担い手づくり」といった3つの方向性が示されました。その後、ダム周辺環境の活用について、里山と都市という2つの立場と文化教育の視点からのアイデアが示されました。専門的知見からみた先進事例の収集もしていきたいといった提案もありました。
会の後半では、協議者間でのご自身の活動紹介とダムの活用に関しての意見交換が行われました。意見の中では、市街地とダムがつながっていく考えには賛成であることや、環境ボランティアという立場で貢献していきたい、などといった声もありました。また都市と山間部を結びつけるハブ機能の重要性や、アートによる気付きを活用していきたいという意見など、協議者の皆さんからそれぞれの専門分野のノウハウを活用して、地域に貢献していきたいという想いが伝わってきました。
第二部では、実際の現場を知ってもらうために安威川ダム現地見学が行われました。見学ルートは、ふれあい広場予定地、ダム本体予定地からダム湖展望広場予定地、車作代替農地、権内水路、権内せせらぎ広場、見山の郷、茨木市里山センターなどの施設の紹介や、各施設の役割について説明がありました。協議者の皆さんから積極的な質問等もあり、今後のダムの可能性について思いを巡らせる機会となりました。
車作集落周辺からダム湖となる方角の風景
見山の郷外観
見山の郷内観
里山センター外観
次回は、第1回ファンづくり会が予定されています。協議者の皆さんから今後のダムの活用と保全に向けて、さまざまな事例を紹介していただきます。
ファンづくりの会 プロセス INDEX
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