安威川ダム ファンづくり会について

大阪府安威川ダム建設事務所では、2022年のダム完成に向けて、現在本体工事を進めています。安威川ダムでは、単に治水対策だけでなく、ダム完成後も、その周辺地域を多くの人々に活用してもらうことを目指しており、平成26年3月には、従来の行政主導型ではなく、より府民ニーズにマッチした、府民による自立型の地域づくりをめざし、江之子島文化芸術創造センターで展開しているプラットフォーム形成支援事業※を活用し、教育関係者、NPO団体、デザイナーやアーティスト等で構成される「安威川ダムファンづくり会」を発足し、将来のダム周辺の保全と活用に向けた取り組みを始めています。

※ プラットフォーム形成支援事業について
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)では、公共空間の利活用、地域の活性化、街づくりなど、単独の部局だけでは解決が困難な複合的な行政課題に対して、アーティストやデザイナー、府民、専門家などの多様な立場の組織や人で、“プラットフォーム”を形成します。そして、行政主導ではなく、対等な立場で交流・対話を行い、アートやデザイン等をツールとして、解決策を検討し提案する官民共同の体制づくりを支援することを目的としています。

プラットフォーム形成支援事業の事例及び取り組みについては、下記を参照ください。
enoco プラットフォーム形成支援事業 : http://www.enokojima-art.jp/platform/

ファンづくり会のコンセプト

2つのエリアの連携と交流

山間部と市街地が連携しながら、ダム周辺の活用と保全を推進していく必要がある。

ダム周辺(山間部)←連携/交流→市街地(下流部)

ダム周辺の保全活動促進

山間部では、里山活動をはじめとした
ダム周辺の環境保全活動の展開をめざす。

都市部からダムへの活動展開

ダム周辺の活用と保全に係る
教育・文化・アート系の活動育成をはかる。

※ 安威川ダムにおける利水機能は、日照りが続いて川の水が減ったときの水質の保全や農業用水の確保、また生物の環境保全などのために、ダムに貯めてある水を一定量流して川の機能を守るためのものが中心となります。水道事業は撤退しましたが、フラッシュ放流(環境改善)のために必要な水をダムに貯めることにしています。

ファンづくり会のメンバー

ファンづくりの会メンバー 大林組・前田建設工業・奥村組・日本国土開発 特定建設工事共同企業体、茨木芸術中心、NPO cobon タチョナプロジェクト、茨木市観光協会、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、環境教育ボランティア、大阪府都市魅力創造局文化課、茨木市北部整備推進課、大阪府河川室河川整備課、大阪府安威川ダム建設事務所
  • ファンづくりの会メンバー
  • ファンづくりの会メンバー
  • ファンづくりの会メンバー

安威川ダムファンづくり会メンバー

  • 大林組・前田建設工業・奥村組・日本国土開発 特定建設工事共同企業体

    大林組・前田建設工業・奥村組・日本国土開発 特定建設工事共同企業体

    安威川ダムの本体建設工事を実施する、大林組、前田建設工業、奥村組、日本国土開発の4社の共同企業体(Joint Venture)。 洪水調節、流水の正常な機能の維持、下流河川の環境改善を目的とし、事業を推進する。

    http://www.aigawa.jp/construction/
  • 茨木芸術中心│IBARAKI ART CENTRE

    茨木芸術中心│IBARAKI ART CENTRE

    茨木=くらしと読み替える。くらしの中心にアートを置いてみる。芸術と寄り添うことでくらしを豊かにしていきたいと、茨木の街から考え、発信していく組織です。2013年より茨木市若手芸術家育成事業「HUB-IBARAKI ART COMPETITION」を茨木市と共催。フリーペーパー「小豆島と茨木」「茨木と小豆島」発行。

    https://ja-jp.facebook.com/artibaraki
  • NPO cobon タチョナプロジェクト

    NPO cobon タチョナプロジェクト

    「遊ぶ=学ぶ=働く」をテーマに、職労体験を通じて職労意識の確立に寄与することを目的とした街づくり体験プログラム「キッズシティ」や、現代芸術体験を通じて、創造的に生きるための様々な学びの場を提供するワークショップ型プログラム「touch on art(タチョナ)」の企画・コーディネートを行う。

    http://cobon.jp/
  • nature works

    nature works

    幅広いジャンルの作家たちが集い、自然に関わるアートをハブとした新しい試み、新たなコミュニケーションの輪を創造することを目的として設立されたNPO団体。エンターテイメントとアカデミックを融合させることで、環境とアートの双方向から、そして子供から大人まで、地域から世界まで、幅広い指向と志向に感心と興味をもたせる活動を目的とし、創作活動やワークショップ、コラボレーションイベントを実施。

    http://npo-natureworks.net/
  • 里山サポートネット・茨木

    里山サポートネット・茨木

    森林ボランティアの人材育成や里山里地保全活動の拠点施設である「茨木市里山センター」を管理運営。里山センターでは、府民が身近な自然に親しむことができることを目的とし、「茨木里山まつり」をはじめ、四季のイベントや炭焼き講座などさまざまなイベント・講座を実施している。

    http://www.ibasato.net/
  • 茨木市観光協会

    茨木市観光協会

    平成17年に設立された市民団体。古くから産業、文化に栄えた茨木市の魅力を伝え、官民が一体となり観光振興の面から「まちづくり」を進めることを目的として活動する。

    http://www.ibaraki-kankou.or.jp/
  • 大阪府立江之子島文化芸術創造センター

    大阪府立江之子島文化芸術創造センター

    アーティストやデザイナーなど創造的な活動を行う人々の拠点施設として、平成24年にオープン。創造力で大阪という都市を元気にしていくことを目指し、「クリエイティブの創造・振興」「都市魅力創造」「教育・次世代創造」「産業創出」「交流・発信」「社会実験事業」といったさまざまな事業を展開する。

    http://www.enokojima-art.jp/
  • 大阪府都市魅力創造局文化課

    大阪府都市魅力創造局文化課

    大阪府域の文化行政の企画、調整及び推進、芸術及び文化の振興、生涯学習の推進に関する事業を行う。 公共空間の利活用、地域の活性化、街づくりなど、単独の部局では解決が困難な複合的な行政課題に対して、解決策を提案する官民協働の体制づくりを支援することを目的とした「プラットフォーム形成支援事業」を、大阪府立江之子島芸文化芸術創造センター(enoco)とともに推進する。

    http://www.pref.osaka.lg.jp/bunka/
  • 茨木市都市整備部北部整備推進課

    茨木市都市整備部北部整備推進課

    茨木市北部地域で展開している彩都、新名神高速道路、安威川ダムの3つの主要プロジェクトについて、それぞれの事業が円滑に推進されるよう事業者とともに関係機関や地域住民との協議調整などを行うほか、北部地域の魅力創出検討についても所管する。 安威川ダムについては、大阪府とともに、プラットフォーム形成支援事業により、ダム湖やその周辺の利活用について、地域住民をはじめとする多くの人々のアイデアを結集し、周辺整備に取り組む

    http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/toshiseibi/hokubuseibi/
  • 大阪府安威川ダム建設事務所

    大阪府安威川ダム建設事務所

    「安威川ダム建設事業 」に関する事業を行う。 平成26年度にダム本体工事に現地着手し、2020年(平成32年)東京オリンピックイヤー完成を目指して、治水効果の早期発現と魅力ある地域づくりに向けて事業を推進している。『未来につなぐ美しい自然、創造と湖畔の交流の里』をテーマに、“北摂の自然と人の織りなす美・自然と人の新たな調和”を目指し、多様な自然環境と景観の保全と活用の両立に取り組む。

    http://www.pref.osaka.lg.jp/aigawa/